共有ライブラリを認識させる
OSは、Fedora17を利用しています。
libdwarf.soという共有ライブラリを手動で/usr/local/libディレクトリにインストールした時の話です。
/libディレクトリと/usr/libディレクトリはデフォルトで共有ライブラリーの含まれていますが、FedoraやCentOSでは/usr/local/libディレクトリが含まれていないため、手動で追加する必要があります。
方法は二つ
- 環境変数 LD_LIBRARY_PATHに指定する
- /etc/ld.so.confに記述する
環境変数 LD_LIBRARY_PATHを使う方法
そのディレクトリを一時的に共有ライブラリ検索パスに追加することができます。ただし再起動すると元に戻ってしまうため、永続的に追加したい場合は/etc/ld.so.confに記述します。
LD_LIBRARY_PATHに指定されたディレクトリは/etc/ld.so.confに記述されたディレクトリよりも優先的に検索されます。
export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/bin:$LD_LIBRARY_PATH
/etc/ld.so.confに記述する方法
永続的に追加したい場合は/etc/ld.so.confに記述します。
include ld.so.conf.d/*.conf /usr/local/lib
/etc/ld.so.confを更新したら、ldconfigコマンドを用いて/etc/ld.so.cacheの情報も更新する必要があります。
今回は、2を選択しました。lpicの勉強をした時にこの話があったような気がしましたが、忘れてしまっていた。